マガジン4・5号

最近はジャンプも合併で、いよいよ暇になってきますね。
クロマティを電車で読んでたら、ちょっとした出来事があったので報告いたします。



普段、電車で読むとき何を気をつけるか?
それは、―ちょっとエロいマンガを抜かすのは当たり前として―ギャグ系マンガを読まないことだ。
流石に電車の中で笑ってしまう事ほど気まずいことは無い。
はたから見れば、ちょっと微笑ましい気もするが、自分がそう見られるのは嫌だ。
今日は行きにマガジンを買って読んでしまったので、帰りに読むものが無くなった。
仕方ないのでクロマティを読もうとした。
今回のネタは文字が無く、―内容を説明するのは野暮なのでやめておく―すらっと目に入ってきた。
素直に面白かった。
―マズイ―
口が歪んだ。
その瞬間だ。隣のサラリーマンが小さく「プッ」と言った。
確かに聞いた。小さかったが、確かに聞こえた。
先ほどから見ていたと思う。
だから俺は「涼風」や「ネギま!」を飛ばした。
何で笑ったのだろう。
俺が笑いそうになったから?
いや、その場の空気で判断するなら、確かに彼はマンガで笑ったのだろう。
人にマンガを覗かれるのは不快だ。
しかし、こんな事もあるなら、少しくらいは覗かせてあげてもいいんじゃないか・・・。
その電車には確かに、同じ笑いを共有した俺たちがいた。


書いてるうちに調子にのった文体になってしまった事をここにお詫び申し上げます。