終戦の日。

8月15日が何の日か知らない人は、多分いないだろうね。
甲子園でも「うぅーーーーーーーー」とサイレンならすし。
NHKでも特集組まれたりするし。
そんなわけで、今日は終戦の日


ある歴史の先生がこんな事を言ってました。
終戦の日なんて名前をつけるのはおかしい。敗戦の日、にすべきだ。日本は負けたのに、そのことを忘れようとしているようだ」
と。
中国では、二十一か条の要求を受け入れた日を「国恥記念日」と名づけているらしい。
文字通り国の恥、という意味だろう。
こういうネーミングをするとどうしても、恨みや悔しさといった感情しか感じらられない。
別にそういう感情が悪いわけではないと思う。(悔しさをバネに、とか言うしね。)
でも、日本に「敗戦の日」という日があったらどうだろう。
日本の戦争は、もはや勝ち負けの問題ではなかったと思う。
戦争が終わった、終わらせられたことが重要。
そんな思いが込められているんじゃないか。。。と思う。


戦争世代がいなくなりつつあり、日本も、少なくとも昔よりは自衛隊を「軍」寄りに運用してきている今、今日くらいは過去の戦争を振り返ってもいいんじゃないかと思う。10年後、50年後、100年後、いつまでもこの日は無くならないで欲しい。
日本が、世界が、共有して平和の尊さを考えられる日として。


―と、黙祷を忘れた俺は思いました―(ぇ